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高齢者虐待の最多原因とは?数字から見る「これからの介護」

2015年3月23日
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増える高齢者虐待

厚生労働省の調べで、特別養護老人ホームなどの介護施設で職員による高齢者への虐待が確認されたのは前年度比で約43%増の221件で、7年連続で過去最多を更新したことが分かっています。その多くが認知症の患者さんでした。

家族や親族による高齢者への虐待も1万5731件と3年ぶりに増加しています。

 

虐待の原因と背景

虐待被害者のうち、日常生活に支障がある認知症患者は341人と全体の約85%(前年度は約74%)に上った一方、虐待した理由を分析すると「職員の知識や介護技術に関する問題」が最多の約66%となりました。

厚労省は「職員による認知症への理解不足があるほか、家庭では1人で介護している状況での虐待が目立つ」と分析しています。

確かに、認知症は症例が細分化しているばかりでなく、まともに取り合える症状にも限界があり、専門的な知識がなければ、介護者も混乱する症例も多いです。

そんな認知症をあまり詳しくない介護者が尽きっきりになった場合、どうなるかは想像に難くありません。

「どうしたらいいかわからない」「どうにもならない」介護職の方への負担、介護する家族に対する負担が大きすぎる心労が原因なのです。

介護現場には、発作的な攻撃衝動を煽る条件が未だに根強く打開されないままになっているのです。

 

「追いつめられる介護者」を打開するには

介護職の方が辞職する、最悪の場合虐待で事件が明るみになるというケースの場合、周囲には加害者の良心や知識不足を問う意見が多く見られます。

しかし、介護現場における虐待は、良心と知識に問うだけでは何も解決しないのです。みんな、憎くて介護職に就いた訳ではなく、みんな心をもった人間だからです。

もちろん、加害者は罪に問われるべきですが、外野である私たちが行うべきは、批判なのでしょうか。

良心を歪めてしまうような環境を見直す事が、今後の過大になっています。

加害者になった人の多くは「閉鎖した環境により、追いつめられていた」場合が挙げられます。

閉鎖した空間の中、患者にかかりきりになる介護環境で追いつめられていくのです。

現在の介護現場は、常に人不足で、多くの人が辞めていきます。

単純な話、「続けられないから」なのです。精神論を掲げる前に、知識を共有し、ストレスを抱え込まない環境づくりをしていき、介護の現場を少しでも活性化させて行く事が、虐待を減らす近道なのです。

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